
Best name
第30章 それぞれの、生きる場所…
『~~…やっぱあっちにする…』
週末、アイルと街に出ていた
手袋をなくしたというアイルと
一緒に新しい物を探していた。
『~~どっちがいいかなぁ…』
『決めたんじゃないのかよ ; 💧』
『う~ん、またにしようかな…』
『毎日寒いだろ?今日買って帰ろうよ。
アイルは手、冷えやすいし』
『うん…。でも迷っちゃって』
『気に入ったのなら2つとも買ったら?
買ってやるよ♪』
『いいい…いいよ、そんなっ。
ひとつでいいし。~ちょっと行ってくる』
アイルが店に戻っていく
やれやれ女の子のお買い物は~
なんて(笑)
オレは一服して待つ。
・・・視線?
なんとなく感じるソレに…横目
目だけ向けてみる。
……チラ…。
ん……?
オレと・・・ほぼ同一目線
・・・って?
かなりデカイ……男?……か?
でもって何だ?
『タキガワ…?』
〃…?〃
そうオレを呼ぶのは……?
『…マツオカ先輩?』
並びに立っていたのは大学の先輩…
正確に言えば
高校・大学と
一緒に部活をしていた先輩だった。
『やっぱり、リョウキか!?』
『ダイチ先輩…!!…お久しぶりです!!!』
オレは反射的にタバコを急いでねじり消して
先輩の方に向き直る。
松岡 大地さん…。
オレが生きてきた中で…
オレのスポーツ漬けだった人生の中で
オレが知る…最も先輩らしい先輩で
キャプテンらしいキャプテンだった…。
高校のチームでもオレは
先輩の引退した後
オレもキャプテンの経験をしたけど
こういう先輩・・・
こういうキャプテンになりたい
そう思ってきたのがこの松岡先輩だ。
『元気にしてたか?!』
『はい…。先輩の…結婚式以来ですね?
~お変わりないですか?』
『~すっかり尻に敷かれてるけどな?(笑)
・・・なんてな♪』
先輩の両手には…女モノの洋服らしき袋…。
ナルホド…。
『 ;💧 …お元気そうで何よりです』
『ハハハっ。…?。
~タキガワさ・・・
妹いたっけ・・・・?』
『へ?』
・・・妹?
……
……?
週末、アイルと街に出ていた
手袋をなくしたというアイルと
一緒に新しい物を探していた。
『~~どっちがいいかなぁ…』
『決めたんじゃないのかよ ; 💧』
『う~ん、またにしようかな…』
『毎日寒いだろ?今日買って帰ろうよ。
アイルは手、冷えやすいし』
『うん…。でも迷っちゃって』
『気に入ったのなら2つとも買ったら?
買ってやるよ♪』
『いいい…いいよ、そんなっ。
ひとつでいいし。~ちょっと行ってくる』
アイルが店に戻っていく
やれやれ女の子のお買い物は~
なんて(笑)
オレは一服して待つ。
・・・視線?
なんとなく感じるソレに…横目
目だけ向けてみる。
……チラ…。
ん……?
オレと・・・ほぼ同一目線
・・・って?
かなりデカイ……男?……か?
でもって何だ?
『タキガワ…?』
〃…?〃
そうオレを呼ぶのは……?
『…マツオカ先輩?』
並びに立っていたのは大学の先輩…
正確に言えば
高校・大学と
一緒に部活をしていた先輩だった。
『やっぱり、リョウキか!?』
『ダイチ先輩…!!…お久しぶりです!!!』
オレは反射的にタバコを急いでねじり消して
先輩の方に向き直る。
松岡 大地さん…。
オレが生きてきた中で…
オレのスポーツ漬けだった人生の中で
オレが知る…最も先輩らしい先輩で
キャプテンらしいキャプテンだった…。
高校のチームでもオレは
先輩の引退した後
オレもキャプテンの経験をしたけど
こういう先輩・・・
こういうキャプテンになりたい
そう思ってきたのがこの松岡先輩だ。
『元気にしてたか?!』
『はい…。先輩の…結婚式以来ですね?
~お変わりないですか?』
『~すっかり尻に敷かれてるけどな?(笑)
・・・なんてな♪』
先輩の両手には…女モノの洋服らしき袋…。
ナルホド…。
『 ;💧 …お元気そうで何よりです』
『ハハハっ。…?。
~タキガワさ・・・
妹いたっけ・・・・?』
『へ?』
・・・妹?
……
……?
