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第29章 星屑の幸せ

『ふふふ~っ♪(ハート)妹チャン~♪

ボクのカワイイ妹チャ~ン(ハート)
ルンルン♪アイルン♪妹チャ~ン

オヨメにおいで~妹チャン~~♪』


『…… ;💧。』


『~♪妹チャ~ン♪~♪~』




アイルをすっかり気に入ったケイゴが
一人楽しそうだ

ワケのわからないリズムをとって
口笛を吹いている…。




スルーすればいいんだが

ナゼかオレは……マジメに返してしまった






『…べつにオレは・・・そういうの

・・・急ぐ気ねぇからさ…』









『妹チャン~♪……。・・・~ん?』





『愛留は・・・まだ若い
…ってのもあるけど

仕事も・・・やりたいことだって
まだまだ沢山あるはずだし

思いきりやらせてやりたい
…どんなことも、悔いのないように

アイツにはアイツの人生があるから。

オレも焦る気ないし…
アイツを焦らせたくない

オレらの・・・
アイルのペースでいいって思ってる

オレといることで…
アイルの持つ可能性や

選択肢を
狭めることだけはしたくない

アイツには……自由に生きてほしいから』






『ふふっ・・・そっか』



意外にも…ケイゴが
黙ってオレの話を聞いていた



『…アイルが本当に
それを・・・望んでくれた時

そういう時が来たら
ちゃんとするから

だから……まだ
先の話になると思うぜ』



『クス・・・
よぉ~~く わかったぜリョウキ

~♪ふふ、お前こそ…そんなコト
言うヤツだったんだな?~(笑)

…成長したなリョーキ(ハート)
兄ちゃんうれしいぜ~(笑)』



『~~っ…るせぇ…』







『……でさ?

お前自身は・・・?

どうだ…身体?…元気みたいだけどな』




ケイゴの言っている意味は

もちろんわかっていた





『オレは…大丈夫だよ』


『ふふ…そうか。よかった』



『…なぁ兄貴
脳外科に戻んないのか?
お前…~それでも優秀なんだろ?…』


『~♪?』





『オレは・・・

オレのコトは

もう・・・大丈夫だからさ』






『ふふ・・・っ

いや~♪
独立しようか脳外戻ろうかって
考えてたんだけどなぁ~!

脳外のナース全滅でなぁ~
残念無念!!

やっぱピチピチナースの豊富な
今が最高でさぁ~♪』


『ぷ・・・そーかよ(笑)』

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