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第29章 星屑の幸せ

『えっ?そうなんですか?

ぁ…私の場合は
ただのワガママというか…

ハズカシイですけど・・・』



『ノン・ノン!妹チャン!
すごく良いことだと思うよ!

折角いただいても飲めないんじゃ
お互い申し訳なくなるじゃない?

妹チャンの気配り素敵だよ~♪』






・・・なんか




会話はずんでるし・・・。





オレ・・・置いてかれてるし。




『いえ…べつにそんな
あ、レモンとかミルク
入れますか?…お砂糖』



『レモンがイイな♪砂糖は2つ~♪』



『え…私も同じ。
レモン…いちばんすき…。
お砂糖2つで・・・ふふっ』




『ホント~?!イイねぇ~♪
気が合うね妹チャ~ン♪』





…なんだかな?

意気投合してるし…?

オレ・・・一人でイライラしてるし…?




アイルはナゼか知らんが

ニコニコしてるし?

なんだってんだアイルのやつも…。





アイルは・・・
アイソ笑いなんかしないし



誰にも媚びを売るようなこともしない。




無理矢理作り笑いしたって

…引きつってすぐにわかる・・・





…ってコトは・・・


〃素〃なんだよなコレ…?







〃おもしろくねぇ…ちっとも

おもしろくねぇー・・・

~~イライラする!〃







『リョウキは?…コーヒー、ブラックで…?』






〃なんだかなぁ・・・〃



『……オレも・・・紅茶』



『~…?めずらしいね…』




アイルがキョトンとしてオレを見る


ムスっとして答えたオレをよそに
紅茶を注いでいる



『ぷっ…、あ~ぁ
いつまでもコドモな弟で…
すまないね 妹チャン…。ふふっ…』


『?…。ぁ、ケイゴさん・・・どうぞ』




アイルがケイゴの前にティーカップを置く。




『…~~アイル!

そいつに近づくなって!言ってんだろ…っ』


〃学習しろって…〃




『~もぉ・・・。

リョウキ?いい加減にしてよぉ…。
お兄さんでしょ…?

どうしてそんな邪険にするのよぉ…』



『そーだ♪そーだぁ♪』

『…!? ;💧』



〃ナン…だとぉ~~ぅ…?

なんでチョット

2対1・・・になってんだコラ!?〃




ピキピキと…オレの血管が再び浮き上がる(泣)



・・・もうヤダぜ・・・こんな正月~~

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