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第29章 星屑の幸せ

『・・・で?・・・何しに

どっから〃わいて出た〃んだテメ…?』




兄貴を軽く
(おそらく他人から見たら、ひどく)
睨み付けた。



〃マジで一体何がどうなってる…?〃



『うわあっ…!スゴイ カオっ!?
~久々に会った兄ちゃんに
そりゃないだろ~リョウキぃ~♪』



〃…~この・・・クソ…;💧〃





『~~~ダレのせいだっつーの!?

って言うか、一昨日 会っただろうがっ』


『飲みにでも行こうかと思ったら
お前ソッコー帰るんだもん~…
母さん寂しがってたぞ~?』


『ウソつけ!あの お袋
オレが顔だすなり

〃どういう風の吹き回しだ~?〃
とまで言ってたじゃねーか ;!

大体テメーみてぇなのがいるから
家なんか帰ったって
こっちは疲れんだよっ…』



しばしの押し問答
そして・・・ハッとする。



ポツリ…。


オレの後ろに立つアイル




ヤベ・・・


ドン引き・・・だよなぁ フツー?



不可抗力とはいえ



~なんで・・・ こんな やつ を…



家族の中でよりによって一番に
アイルに紹介することになるとは…。









『ふふっ♪リョウキ?~そちらが

ウワサの〃ロリカノちゃん〃?(ハート)』






『あん・・・?!』


〃「ロリカノ チャン」?…だぁ?〃






『ぁ・・・・・』

アイルがハッとしたように
オレの後ろから出てケイゴの元へ向かう






『す、す、すみません

申し遅れました

藤沢 愛留 と申します・・・』






アイルが丁寧に挨拶してお辞儀する。



〃…律儀に…しなくていいっての~!〃





『アイルちゃん?

カワイイ名前だねぇ♪
〃アイルン~(笑)♪〃よろしくね~?

おにーちゃんって呼んでね?
ニィニィでもいいよっ!?

あ!何なら〃ケイちゃん〃でもOK♪』




『…は・・・は…ぁ…』


ケイゴがアイルの手を握って
満面の笑みで握手する。


何か言いたげな…と言うか
ドン引いているであろうアイル


構わず一人、喋り続けるケイゴ。


アイルはナゼだか
ケイゴをじっとみているが・・・?


…いや、固まってるのか?

そりゃ・・・そうだよな…。




・・・て言うか

傍観してるバアイじゃないよなオレ…。

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