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第25章 焦燥と迷走

アイルを捕まえたままソファに腰をおろし
アイルを膝にのせて正面を向かせた

『やっ…!消してよっ…やだぁっ!』

『~アイルがつけたんだろ?
元はと言えば~…
その気なら素直に言えよな?』



『ちがっ…そんなんじゃ
だって…こんなの』



…知らないのは百も承知だけどな(笑)

スバラシイ地雷ふんずけてくれたなアイル



『~何事もお勉強だ(笑)
ホラっ…ちゃんとみろよ~♪』

『やだぁ~~!!!』


アイルは目を閉じて
オレにつかまれながらも耳を塞いでいる


『コラ!アイル~?
保健体育の授業だぞ?
サボるんじゃない(笑)』

『バカ~~ぁ!!!』


『(笑)』


オレは羽交い締めした手を一度ほどき
アイルのバスローブの中に手を入れた


直にアイルの両胸が手にふれる…


『…っん』


『ん…?アイル…
下着までつけてないなんて…確信犯だな?』



『仕方ないでしょっ…
き、着替えもってないもん
…誰のせいでっ…』



『クス…そう?じゃ、まずは
センセーの言うこときいて
マジメに授業うけような~♪?』


アイルのアゴをかるく掴んで
テレビの方を向かせる


『もぉっ…やめてったらっ!』


『見・ろ』



『いやっ!』


そう言いつつもオレ自身は
流れる映像も音声もそっちのけ
目もくれずにアイルに夢中になる


可愛い・・・

いじめたくなる…


もういじめてるか?

あ、ヘンタイモードだ


『見~ろ』

『いやっ!ゃめてっ』



『見るまでやめない(笑)』

『いやだヘンタイっ!…一人でやってょぉっ!』


『クス。アイルといるのに
そりゃ無理だろ~(笑)ワルイ子だなアイル?
センセー特別指導するぞ~』


『なにょっセンセーって…!
いみわかんなっ…ちょ…なんで…
イジワルばっかする…んっ』



『アイルみると
イジワルしたくなるの
責任とれよな?』


『そんなの…ひどいっ…』



『クス…イジメてイイ?』

『いや』



『イジメたい』

アイルのやわらかい胸をもみながら
しばらくすごむ


『そしたらビデオ授業は免除してやるぞ?
見るのイヤなんだろ?』


『…。うん…』


『クス…単純♪』


そう言うとオレは
自分のバスローブの腰ひもをほどいて
アイルの目元を覆い隠し


痛くない程度に軽く締めて結んだ

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