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Best name

第24章 One Love

『よし…!お前ら河原いくぞ!!!』



オレ達に背を向けて
目頭を押さえていたソウタさんが
思い立ったように声をあげる





『『???』』





『バーベキューだ・・・っ!!!

こんな秋晴れだぞ~!?』








『そ・・・そぉたさぁん…』




少しアイルが困惑する








『なんだアイル~?

こんな〃良い日〃に
部屋に閉じ籠る気かぁ?

どーせ暇だろオマエ~?

〃まだ〃 何か 〃ヤること〃 でも
あるってのか~♪?

やっぱりオマエ♪〃アレ〃か~~??』






『え・・・っ・・・え~…』




アイルは返答出来なくなっていた






ソウタさん~・・・たのみマス;



カンベンして下さい~~(苦笑)





これ以上


イジらないで~~・・・(泣)








『いっ・・・いいっスね!!
バーベキュー!?

な!アイル!?;
それに限るぜ?!~~ヤッタァ~♪…;』




こうなりゃ、もう

オレも・・・ヤケクソだ(笑)






『りょうき・・・?・・・』



『な・・・なんだよ;?

たっ、楽しそうだろ・・・っ!?
バーベキュー!!!

せっかくだしなっ・・・!?
ハハっ・・・ハハハっ♪♪♪』





『…なんか・・・キャラが…』




『そっ・・・それに

ハラ減っただろっ??・・・なっ!?』



『う…うん。そう言えば昨日から…

それは・・・そうだけど』





『ほぉ~~う?
メシも食わずに一晩中かあ?
〃やる〃なぁ お前ら?(笑)』






・・・オレの…捨て身や瞬殺


この・・・下ネタオヤジ…



『ソータさんっ・・・!!!;(汗)』


『ハッハッハッハッ~~!!!
よぉし!決まりだ!!!
支度して出かけるぞ~♪』


『・・・ゴーインだなぁ…』


アイルがボソッとため息ついた



『ん~?何か言ったかアイル~?』

『いえ…べつに…』



『よし!マナミのやつも呼ぶぞ~!?

どうせ暇してるだろアイツも
腹ペコでな(笑)
俺、迎え行って買い出しいくからな!?

…お前ら~…〃ソレ〃
何とかしてこいよ? 』



ソウタさんが顎をしゃくりあげて
呆れ顔で
再度オレ達の有り様を指す


『…う;・・・ハイ』
『~…ハイ』

そろって一度ソウタさん宅を出た

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