
Best name
第23章 やさしさで溢れるように
『リョウ…キっ…
こないで?… リョウキっ…』
ギシっ・・・
オレはベッドに膝を乗せて
アイルに近づき
・・・掴みかかった
『ッキャアァァアアァ~~ァァ!!!』
ベッドに押し倒されたアイルが
〃殺される〃
とでも言うような悲鳴を上げる
両手を…両足を
ひたすらバタバタと動かして
オレを近づけまいとしていた
〃そんなにイヤかよ・・・〃
…なんて
勝手な事を呟きたくなる程の悲鳴
…当然ながら、これが彼女の
アイルの本音であり
正直な気持ちだ
そう確かめながら
〃現実〃を確かめながら
アイルの両手をつかむ
『キャアァアァァアァッ!!!イャアアァアァっ!!』
アイルは無我夢中で
オレの手を振りほどいてジタバタ暴れた
必死に…
グチャグチャに手を動かして
オレの顔や首を引っ掻く
アイルの爪が走ったあとのオレの顔や首に
うっすらと血が滲んでいく
なんてひどい事をしてるんだオレは
オレの目の前には
スカートはめくれあがり
髪を振り乱したアイルの姿
だけどオレは正直冷静でいた
異常な行動に変わりはないが
〃わかっていて〃
やっていた
ただアイルの口から聞きたいことのために
アイルを傷つけることをわかっていて
彼女に迫っていた
自分の身勝手のために
最低だ…救いようがない
地獄行きは確定だな
暴れるアイルの両手首を…ガチッとつかんで
ベッドの上で押さえつけた
『っっ!やっ…めてっ…
いやだっ…はなしてよ』
『・・・』
恐怖するアイルに対して無慈悲に
ただ彼女を…オレの方を見ないアイルを
無言でただ見つめていた
アイルが口を開く
『~~っ!リョウキ…どうして!?
なんでこんなことするのっ?
…ひどいよっ
私は・・・私は…もう・・・っ』
あぁ、わかってる
早く…言ってくれ
言い続けてくれ
オレに・・・お前の口から
『ん~~っ!もう…っやめてよぉっ…
痛いよ・・・はなして…っ』
一度も手や足…全身の力をゆるめずに
アイルはオレに…抵抗を続けていた
押さえ込まれた両手に代わって
両脚をバタバタと動かして
身体をよじらせて逃れようとするアイル
オレは…ためらわずに
アイルにまたがった
こないで?… リョウキっ…』
ギシっ・・・
オレはベッドに膝を乗せて
アイルに近づき
・・・掴みかかった
『ッキャアァァアアァ~~ァァ!!!』
ベッドに押し倒されたアイルが
〃殺される〃
とでも言うような悲鳴を上げる
両手を…両足を
ひたすらバタバタと動かして
オレを近づけまいとしていた
〃そんなにイヤかよ・・・〃
…なんて
勝手な事を呟きたくなる程の悲鳴
…当然ながら、これが彼女の
アイルの本音であり
正直な気持ちだ
そう確かめながら
〃現実〃を確かめながら
アイルの両手をつかむ
『キャアァアァァアァッ!!!イャアアァアァっ!!』
アイルは無我夢中で
オレの手を振りほどいてジタバタ暴れた
必死に…
グチャグチャに手を動かして
オレの顔や首を引っ掻く
アイルの爪が走ったあとのオレの顔や首に
うっすらと血が滲んでいく
なんてひどい事をしてるんだオレは
オレの目の前には
スカートはめくれあがり
髪を振り乱したアイルの姿
だけどオレは正直冷静でいた
異常な行動に変わりはないが
〃わかっていて〃
やっていた
ただアイルの口から聞きたいことのために
アイルを傷つけることをわかっていて
彼女に迫っていた
自分の身勝手のために
最低だ…救いようがない
地獄行きは確定だな
暴れるアイルの両手首を…ガチッとつかんで
ベッドの上で押さえつけた
『っっ!やっ…めてっ…
いやだっ…はなしてよ』
『・・・』
恐怖するアイルに対して無慈悲に
ただ彼女を…オレの方を見ないアイルを
無言でただ見つめていた
アイルが口を開く
『~~っ!リョウキ…どうして!?
なんでこんなことするのっ?
…ひどいよっ
私は・・・私は…もう・・・っ』
あぁ、わかってる
早く…言ってくれ
言い続けてくれ
オレに・・・お前の口から
『ん~~っ!もう…っやめてよぉっ…
痛いよ・・・はなして…っ』
一度も手や足…全身の力をゆるめずに
アイルはオレに…抵抗を続けていた
押さえ込まれた両手に代わって
両脚をバタバタと動かして
身体をよじらせて逃れようとするアイル
オレは…ためらわずに
アイルにまたがった
