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第14章 オレだけのもの

風呂の入口で仁王立ちしてすごむオレ

アイルは超困り顔でオレの方に向き直り
精一杯背伸びして
オレの頬に手を伸ばしてくる


『…とどかない・・・少し…』

少しだけ屈んで顔を近づけると
ようやくアイルの唇が触れる

『アイル…舌入れて』

『…~~。ん…』


オレの逆ギレに(笑)
すっかりショボくれたアイルが
オレの理不尽な要求を素直にきいている


ますますイジワルしたくなる
もっともっと
こんな顔させたくなる…

オレ…変態だな…?


困り顔で一生懸命キスするアイルの顔をみて…
オレはすでに…と言うか
恐らく結構前から既に
けしからんキモチになってるぞ…?
胸…当たってるし…

オレは色んな意味で元気が余っているようだ

…下の方も…元気になってしまってる(笑)
裸なのはオレも同じ
少しばかりマズイ姿だぜこりゃ(汗)

『よしよし。もういいぞ』

キスするアイルをはなして
くるりと背を向けさせ
風呂のイスに座らせた

『…?…りょぉき』
『洗ってやる』

『じ…っ、自分でやるよっ…』
『いーから…』


いーから…
今こっち向くんじゃねぇぞ?アイル(笑)


シャワーをかけてアイルの体を洗っていく
ワシワシと髪を洗うとアイルがうつむく
…子どもみたいだ

一緒にバスタブに浸かって
後ろからアイルを抱えるように
だっこする

真夏だっていうのに
朝から風呂に浸かるのが
メチャクチャ気持ちいい

アイルのオナカや腰に手を回して
ゆっくり擦る

イジワルは…中断だ(笑)

『りょ…』
『…痛むんじゃないのか?』

『…ヘイキ…だよ』

風呂の温度と極上の体勢でウトウトしてきそうだ
アイルのオナカを触る感覚もまざって…

『…ぁ、なんかでも…いい、これ
楽になってくる…』

『…そりゃよかったな』


『寝ちゃいそ…』

おなかを撫でられて
ウトウトしてきたアイルだが
…ピクッと少し動いた

身をよじらせて少し前に出ようとする

後ろから時折当たる
オレのモノに気付いたらしかった

モジモジと離れようとする
アイルの体をつかんで
元の位置に戻させると
アイルが少しジタバタする

風呂の水面がピチャピチャと音を立ててはねた
少し…ヤラシイ雰囲気

『~~っ…~~っ』

『~大丈夫。こんな所で
イキナリ襲ったりしないから。安心しな』

『…ぅ…ん』

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