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第12章 輝く季節の中で

やっぱり・・・やっぱりそうだ



アイルは頭が良い。





物覚え・物事の理解が早くて

手先の器用さに加えて

なんというか



〃天性の頭の良さ〃が・・・違う



そう思う





今の仕事も天職だけど


もし仮に別の仕事…何の仕事をしていても

こうやって何でも天才的に

こなせるタイプなんだろうな





こんな子が後輩や部下だったら

おもしろそうだ

先が楽しみな子。




逆に、もしもアイルが上司だったら?





・・・オレはコテンパかもな(笑)





知れば知るほど
無限に魅力の出てくるアイル





天は…二物を〃与える〃・・・だな




『アイルすごいな。完璧だよ』

『本当~?リョウキは優しいから…ふふっ』



〃マジなんだけどな…?〃





『オレは手先はどうも器用じゃない』


『スポーツは何でも器用なのに…』





『…バカだって言ってんのかよ;(笑)』


『い…言ってないじゃない!;』






『~ホラ、早く寝るぞ』

『お仕事は?』






『おかげで終わったよ』


『?なんかよくわかんないけど

良かったね!

ぁ~・・・寝れるかなぁ…』






やれやれ・・・かなわないな





はしゃぎ過ぎて
中々寝付かないアイルを抱いてオレも寝た




『アイル~~…

モゾモゾ動くなって・・・~寝ろ

起きれないぞ・・・?』





『ん~・・・ふふふっ』





やれやれ(笑)



オレとアイルは

2泊3日で伊豆方面に出かけた













で・・・




トナリ・・・助手席で




爆睡してる女がいるんだけどな(笑)?





『…ったく

反則なカオして寝やがって…

犯すぞテメェ…(笑)』



一人悪態をつき
しばらく車を走らせる




『ん… ぁ… もしかしてあたし、寝てた…っ』




『おはよ・・・アイルチャン?

よく眠れまちたか?♪』




『ごっ…ごめん!!』

『~あれ程言ったのに寝ないからだぞ?』




『~~…だって
…リョウキは?沢山寝た?
運転疲れない???』


『ふふ…。あぁ…よーく寝たから平気』








ええ、よ~~く眠りましたとも



生殺しにもすっかり慣れてますので
それはもうぐっすりとな(笑)

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