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Kissからはじめよう SO & AN

第41章 楽園14 雅紀



「ふふ・・・でも、すごくいい人だね」
「丸、元気だった?」

「うん、元気だったよ。和くんと出逢った店で今も飲んでるみたい。
あの、楽しくて、優しい人だね。和くんが、丸山くんの事を好きになったのも分かる気がする、ってゆーか・・・嫌だけど、でもしょうがない、ってゆーか・・・」
「・・・まーくんと似てるとこあるんだ・・・よく笑って、よく喋って、お日様みたいないい匂いがして・・・・・・。
でも、一緒に居ると楽しいとは思ったけど、・・・恋愛感情にはならなかった
どうしても、まーくんの事、忘れること出来なくて・・・ひどい事しちゃったな・・・」

「丸山くんはそんな風に思ってないよ。俺に、和くんの事幸せにしてあげて、って言ったもん。そんで、俺約束したんだ、和くんの事幸せにする、って」
「・・・・・・」

「ごめんね、疑ったりして」
「ううん・・・俺が、もっとちゃんと話聞けばよかった・・・
丸との事知られてたなら、まーくんにそう思われても仕方ない、って思えたのに」



「和くん・・・」
「ごめん・・・」

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