
Kissからはじめよう SO & AN
第41章 楽園14 雅紀
14-5
和くんの腕を掴んだまま がしがし歩く
道路にはもううっすら雪が積もり出して、気を付けて歩かないと滑りそうだ
ずっと下を向いたまま 俺の方を見てもくれないけど
和くんはとりあえず俺について来てくれてる
しまった、家についても食べるものが無い、と近所のコンビニに寄って
食べ物調達
無理やり家に連れてきながら、コンビニ飯でごめんね、って感じだけど
明日はちゃんと買いものして美味しいもの作ってあげるからね
だから今日は泊まっていってよ
