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ビタミン剤

第31章 ウサギ+ワンコ=耳+シッポ


Nside


「はぁ…ひぁ…まぁくんっも、うゔっ」


いろんな動物の求愛ダンスをパンイチ姿で
踊って見せたりしてくれた

しなやかな筋肉、引き締まった肉体美
腹筋も鍛えてて、軽々と持ち上げかれて
対面座位で揺さぶりつづけられてる。
ガキの頃から1番変わらないピュアな中味
1番変わったのは外見
ううん、あの頃からカッコよくて
優しくって
気の合う仲間、親友が
かけがえのない唯一の相手になった

正々堂々と恋人ですっては言えないけど、
胸を張って尊敬できる人だと言える

俺の事を自分より大切に考えてくれる
埋め込まれて。貫かれて
打ち付けられる振動、送り続けられる
律動
エンドレスにやって来る高波に飲み込まれて
快楽のうねりに翻弄されて
しがみ付いてるのも難しくて、爪を立てて
縋り付いてた、

まぁくんの背中に吹き出す汗

いっつも思ってたんだ

そんなに優しくしないで
そんなに加減しないで
俺は壊れたりしないよ?
だからもっと激しく愛してよ


「も、…だめっ…まぁ…いぃ…んあっ!」


「かずっ、かず!…好きだよかずっ」


手放そうとする意識が
まぁくんの声で呼び止められる
指をしっかりと絡めて繋いで
隙間なく抱き合えてひとつになれる





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