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Mside


媚薬なんて飲んでないのに
なんでこんなに心拍数が上がってるのかな。

２人のケンカの仲直りは客間の寝室でここに
聞こえて来るはずなんてない

だけど、
今、この家の中で俺達だけじゃない
他の誰かが同じタイミングで愛し合ってるって
事象に興奮してるのかもしれない。


「潤、すっげえ積極的じゃね？
今夜はいつもより貪欲で獰猛にしゃぶりついて
くるよな。」



んん…むっ…んふっ…はあ…んんぁ
じゅるじゅる ぬちゃっぬちゃっ

自分の口許から溢れ出る淫らな擬音
咥え込んで舐め上げる行為はもう手慣れた行為

２人が同じ休日の朝になんかは
目覚ましがわりに翔くんのモノを握らされて、
咥えてしゃぶったりもしてる。


口腔内を蹂躙させて髪を掴まれて乱暴に
扱われてるのに
ひどくあまくて優しい声のギャップ


「なあ、潤どうされたい？」

「んあ、翔くん…
いっぱい…浴びせて…顔が、いい…」

「好きだねぇ、よごれるの。
じゃあ、リクエスト通りぶっかけてやるよ
向こうの２人にも聞こえるくらい、もっと
どスケベな卑猥や音たててしゃぶれよ」


ああやっぱり翔くんも
俺が興奮してることに気がついてた

だからこんな風にしてくれてるんだ
嬉しい

夢中で咽喉の奥まで咥え込んで激しく上下に
動かそうとすると翔くんの手が静止してきたんだ。