
キラキラ
第33章 🌟🌟🌟🌟🌟
恥ずかしがって、嫌がるサトをおさえつけ、舌と指でとろとろに解したそこに、ゆっくりと腰を埋め込んだ。
待ちかねたように体を開くサトの綺麗な額には、玉のような汗がうかぶ。
久しぶりに体を繋げるから、辛いのだろう。
「……大丈夫?」
聞くと、サトはこくこくと頷いて、細く息を吐いた。
抱えた足を、胸元に折り曲げさせ、より深く体をねじ込んでゆくと、
「んんっ……!」
サトは眉間にシワをよせ、反射的に逃げるように背中を反らせた。
サトの中は、燃えるように熱くて。
きゅうきゅうとすごい力で締め付けてきて、気を抜いたら、全部挿れる前に果てそうだった。
それでも、少しずつ腰をすすめてゆくと、サトの引き結んでいた口から、苦痛の声があがりだす。
「ん……ああっ……!」
「……ごめん……」
辛いのか、悲鳴のような声に、怯んでしまった俺が思わず動きをとめると、サトはいやいや、というように首をふった。
「あ………もっと……ちょうだい……!」
「……大丈夫?」
「平気……っ……早く……!」
サトの両手が俺の首にかかり、ぐっと引き寄せられる。
自分も受ける側をするから、繋がるときの負担は分かるつもりだった。
まして、最後に愛し合ったのは数ヶ月前。
念入りに準備はしたけれど、苦しいはずだった。
「…早く……」
それでも健気に俺を欲しがる姿に、目眩がする。
「サト……愛してる」
俺は、サトに口づけながら、渾身の力を込めて体をひとつに繋げた。
