
Perfect Romance
第16章 告白
かずの体を浮かせて、膝を浴槽の底につかせる
「ゆっくり…腰を降ろしてみて?」
「ん…相葉さ、支えてて…っ」
きつく唇を咬んで、恐る恐る自分の蕾に俺自身をあてがっていく
先端がそこを押し開いた瞬間
「くぅ…っ!」
かずが唇を噛み締めて、俺にしがみついた
ツラい時間は短い方がいいに決まってる
かずの腰を抑えて、一気に俺の方に引き寄せたら
「ああっ!…いきな…、バカぁ!」
…頭を叩かれた
「叩かなくても…」
「知るかっ…んん!」
強がってても、体は正直だよね
入りきってしまえば、力が抜けてくるんだから
出しっぱなしにしていたシャワーを止める
お腹辺りまで溜まったお湯が、ゆらゆらと波打って
まるでかずと俺の隙間を埋めているみたい
「かず…大好き」
「え…」
今さら?って顔しないでよ
何回言っても足りないんだから
快感に潤んだ瞳を細めて
…かずがふわりと微笑んだ
「俺も…好き」
そう掠れた声で囁くと、俺の肩に両手を移動させた
