無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

引っ掻くようにその場所を擦ると

「あああっ、や…！」

かずの体が大きく震えて、俺にしがみついて爪を立てた

「っ、痛ぅ…」

「あ、ごめ…っ」

「いい…大丈夫だから」


こんな時まで謝るかずが健気で
…また一つ、好きなとこが増えていく




「あ、…ああっ…や、そこ、ダメ！」

かずのイイトコロを狙って追い上げていけば

悲鳴にも似た、高い声が絶え間なく聞こえてきて


「ね、…ダメ！またイッちゃ…ああっ」

「イッて…何度でも」

「やだやだやだっ！」


駄々っ子みたいに首を振って、かずが涙目で俺を見つめた


「かず？」

「一緒じゃなきゃ…やだ！」


…何この破壊力

可愛い、超可愛い

可愛すぎるでしょ



前を触っていた手を離して、…かずの頬にそれを添えて

「一緒に…いこうか」

濡れた瞳を覗き込んだら

コクンと頷いたかずが、中の指をキュッと締め付けた



「も…挿れて？……欲しい」

俺の手に自分のそれを重ねたかずが、誘うような瞳を向けた