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でもキスは違う

かずのキスを受けた女がいる

このキスに蕩けた女がいる


…結局は、かずに関わった全ての人間が嫉妬の対象となるわけで



あーもう！

考えるのはやめよう
だって考えれば考えるほど、おかしくなりそう



「かず」

首筋に噛み付くようにキスをする

「んん……っ」

それに合わせて背中が仰け反れば、顕になる白い肌

そこをきつく吸い上げて赤い小さな花を咲かせていくと
かずの声が甘さを帯びていった


首筋からゆっくりと、慈しむように唇を滑らせ
わずかに主張する胸の尖りにキスをする

「ゃん…っ」

心地好いかずの声


…もっと聞きたい
俺の手で、口で気持ち良くなって欲しい


キスしたそこをいきなり吸い上げ
ちろちろと舌で嬲れば

「あ、あ、…ぁあっ」

抑えきれなくなった可愛らしい喘ぎが
俺の耳をぞわりと刺激した

片手で体を撫で回し
もう片方は、空いている尖りを指で弄ぶ

指の腹で押し潰すようにしたり、指先で詰まむうちに

そこが小さいながらも固くなっていった