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Perfect Romance

第8章 幸せのカタチ


素直に舌を出した俺に
相葉さんは嬉しそうに笑うと
容赦なく、舌を自分のそれで舐め上げてきた

ザラッとした感触にゾクゾクする

そのまま俺の口内に侵入すると
舌だけでなく、歯列をなぞってみたり
上顎を舐めてみたりと
…存分に俺の口内を嬲った


こんなに
奪い尽くすような口付けは、初めてで
もう、何も考えられなくなってしまう


だけど
その経験した事のない快感で
俺の中心は、少しずつ熱が籠り始めていて…



だけどそんなの
やっぱり相葉さんには知られたくなくて

…ジリジリと腰をずらして
それが触れない位置まで逃げようとした


「ダメだよ…」
俺の動きに気付いた相葉さんが唇を離す

お互いの唇を繋ぐ唾液が
銀色に光っていて、淫靡さを纏っていた


「…逃げないで」

「…ああっ」

言葉通り
逃がさない、とばかりに
左手で、俺のソコを服の上から撫でてきた



「んふ。感じてる?」
凄く優しい瞳が俺を見つめる

「ちが…っ」

キスだけで反応してしまったなん言えるわけない

首を振って否定してみたけど

相葉さんは
ただ目を細めて見つめるだけだった

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