無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「…もっと、気持ち良くなろ？」

空いている手が裸の上半身をまさぐり出す

その微妙な手触りに背中が浮いてしまうのを
抑える術が俺には分からない


撫でている指が胸の尖りを掠めた途端

「あん…っ」
自分でも驚くような
甘ったるい声が出てしまった

慌てて腕を自分の口に当てる

恥ずかしくて恥ずかしくて

これ以上ないくらいに
顔が熱くなる



「かず…可愛い」
思わず声が出てしまったそこを
相葉さんは執拗に指で押し潰すようにして
快感を引き出そうとした


口に当てた腕を咬んで
これ以上声を出さないようにと必死に堪えてたら

「ふぁ…っ」
それに気付いた相葉さんが
俺の腕を持ち上げた


「傷になっちゃうよ…」

「だって…声…」

…恥ずかしい

「聞かせて？…聞きたい」
ー…かずの、感じてる声


「やだ…」
自然に涙が溢れてくる

潤んだ視界の向こうの相葉さんは
…どこか、楽しそうで


主張し始めた中心を擦る手にも
少し力を込められて

上と、下
両方からの刺激に、益々体が震えて
止まらなくなった