
POISON TEACHER
第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる
三和子は悩んだ………
もし言わなかったら先生は
辞めてしまう…………、
でも、どっちにしても………、
バシャアアアッ……!!!!
(あんたなんかキモいのよ!!)
(ホント………、
この世からいなくなれば
いいのよっ!!)
…………………………!!!!!
(誰かに守られるってのは
必ず何らかの代償がいる
嫌なら自分自身で
どうにかするしかないんだ!!)
(どっちも正解なんかないっ、
お前の覚悟次第だ!!)
…………………!!!!!
三和子は覚悟を決め、
体育館のステージに行こうとしたが
ガシッ…………!!!
誰かに腕を捕まれた
『行かせやしないわっ!!
それにチクったら
どうなるかわかってるでしょうね………!!』
