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POISON TEACHER

第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる




体育館で謝罪会見のため
全校の生徒が集められた。



野次は溝坂の悪口ばかりが
中心だった!!




「毒舌ヤローっ、
出てきやがれっ!!」



「女子トイレに平気で
侵入してくるそんな
変態教師この学校から出ていきやがれ!!」




「教師が生徒をいじめるなんて
絶対に許さないっ!!」




ワーワーワー…………、




溝坂に対するブーイングは
決してやむことはなかった







四組の皆は当然、
溝坂のことを心配していた





拓真『溝坂っ、
大丈夫かよ!?』




あゆみ『いくらなんでも
絶対に教師を免職されるよ………』





勝『お前ら何弱気になってんだよ!?

あの先公は、口はキツいけど
間違った事は決して言わねえ



それでも溝坂を信じねえのか!!』





タカシ『そうだよっ、
ボクたちこの五ヶ月で
色々変われたのは先生が
ボクたちの背中を押してくれたからだよ!!』




カナ『そうよっ!!
いろんなことに我慢してた私たちを
解放させてくれた!!』





麗奈『言うべきことをきちんと
言うことの大切さを教えてくれた……』





四組たちの溝坂への信頼は
とても大きく決して揺らがなかった




そして、溝坂は体育館に
現れて真ん中を堂々と歩いていった

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