
POISON TEACHER
第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる
ずぶ濡れた姿をした三和子に
溝坂は三人を責め始めた
『お前らこいつらに何したんだ?』
『何をって………、
それは…………』
『それはっ!!?』
『……………………!!!!!』
梓たちは溝坂の質問攻めに
なにも言えず黙ってしまった
『素直にいじめてました
っていゃあいいだろ?
それができねえ小物たちが……、
だから陰湿ないじめしか
できねえんだよ!!
理不尽で派手ないじめが
現実であることを………
教えてやるっ!!』
溝坂はホースを手洗い場から
繋いで蛇口を緩めていった
キュッキュッ………、
『!!!!!』
バシャァァァァァァァァッ!!!!!!
「何すんのよっ!!」
「やめなさいよっ!!」
溝坂は梓たちにめがけて
水を派手にかけていった!!
