
POISON TEACHER
第37章 弱いやつほど陰で悦に浸って威張ってる
『そんなに気に入らなくて
いじめたいと思ったらなぁ、
思い知らせるように
派手に堂々とやってけよ
覚悟をきめてなぁっ!!!』
この派手な行動に
外から野次馬生徒たちが集まり始め、
楠木は黙ってるわけにもいかず
蛇口を閉めて
溝坂の一連の行動を
『おいっ、蛇口を開けろっ!!』
『開けたかったらどうぞっ………、
どっちにしても
あなたは二度と教師になれないわっ!!
道をあまりに踏み外し過ぎたわね』
『………………』
溝坂は楠木に何か言いたげ
だったが何も言わなかった。
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