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彼女と妹

第16章 綾子と先生(その5)


その匂いが私の体の疼きをますます強くしていってるのも確かなようだ。


呼吸がだんだん荒くなる。


「大丈夫ですか?」


相変わらず素敵な声の理事長。


「ちょっと…、苦しいです」


嘘じゃない。


ドキドキしすぎて、本当に苦しい。


「それはよくない」


りじちょーっ

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