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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)


私はテーブルから降りて、衣服を綺麗に整え直した。


部屋を出ようとして、鞄がないことに気付いた。


そっか、車の中に置きっぱなしだった。


一馬さんが出てくるまで待つしかない…


テーブルの椅子に一人、ぽつんと座って待つ。


何もせずに待つ時間ってけっこう長く感じる。


暫くして、パンツだけ履いて、首にタオル一枚の一馬さんが出てきた。

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