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彼女と妹

第13章 綾子と先生(その4)


結局一馬さんは部屋まで私を抱っこしたままで帰ってきた。


そして部屋に入ると、私をリビングのテーブルの上に寝かせて降ろした。


「もうすぐ食べ頃だな…」


私を舐めるような視線で見つめる一馬さん。


期待に眼をそっと閉じる。


「しばらくそうしていろ。俺がシャワーをあびて出てくるまで」


え?


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