
となりのアイツ AN
第108章 卒業、そして となりのアイツ5 かずくん
まーくんがゆっくりと俺の唇を食む
幸福感に酔いしれながら 身体の力を抜くと
まーくんの指が、つぷ、と入り込んできた
そのまま動かさずに 俺が痛がってないかと様子を見てくれてるけど
「大丈夫・・ね、指増やして・・・、もっと奥まで挿れてみて?」
「・・・・・・」
まーくんがびっくりしてる
いつもの俺ならこんな事絶対言わないもんな
だけど、俺はもう 前だけを見て進むと決めたんだ
学生時代にサヨナラするのと同時に
意地っ張りで素直になれない自分からも卒業したい
