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となりのアイツ AN

第105章 卒業、そして となりのアイツ2 まーくん



「・・ありがと」
「あったかいうちにどーぞ」


って。
いや、そうじゃなくて

「あの、ちょっと待って・・」
『雅紀?どうしたの?何を待つの?』

「いや、違う違う・・」



手の中の合鍵とコーヒーを見つめてたかずくんは
俺の言葉を 母ちゃんに向けて言った言葉だと思ったのか
ちょっと首を傾げた後で 小さな声で囁くように言った


「じゃあ・・おやすみ」






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