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となりのアイツ AN

第105章 卒業、そして となりのアイツ2 まーくん



「え、ちょっと 待っ・・・」


思わず声を出すと 
ん?と振り返ったかずくんが
・・あぁ、と言う顔をして
自分のキーホルダーから緑のリボンのついた鍵を
外して差し出して来た


「まーくんちの合鍵。これも返さなくちゃな。」
「あ、うん・・ありがと。・・あ、じゃなくて」

「俺のも・・いい?」
「あ、うん。ごめんね」


俺も慌ててかずくんの部屋の合鍵を取り出し
ついでに ポケットから出した缶コーヒーも手渡した






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