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となりのアイツ AN

第102章 好きなのに5 かずくん



今更 志村先生に妬くわけじゃないけど
何だか お前は必要ない、と言われてるような気がして
急速にテンションが下がるのを感じる


久々にふたりきり
言いたい事も訊きたい事も沢山あったはずなのに
それが何だったのか 一つも思い出せない


その代わりに 
TVを見ながら どうでもいいことを喋って
飯を食い終り 食器を片づけると 
会話はぷっつり途切れて 部屋の中はTVの音だけになった





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