テキストサイズ

となりのアイツ AN

第102章 好きなのに5 かずくん



その日の夜は
引っ越し先が決まったお礼に、
と まーくんが晩飯を作ってくれた


「お礼、って言われても 俺は何もしてないけど」
「そんなこと無いよ、かずくんだってネットで一緒に探してくれたじゃん」

「でも 親父さんのコネがあってよかったよなぁ・・どんなとこ?」
「それが結構いいとこで、駅から徒歩10分かからないし
部屋もここよりちょっと広いけど 家賃それほどでもないんだよね。
あ、それと駐車場が安いの。いいとこ見つけてくれた父ちゃんに感謝だよ~」

「良かったな、俺も安心したよ」
「うん、ありがとー」


にこにこ笑顔のまーくんと一緒に過ごせるのは久しぶりで俺もにやけっぱなしだ






ストーリーメニュー

TOPTOPへ