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第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~
智「っはぁっ、はっ、ぁ...」
俺と同時に翔も熱を吐き出した。
翔「っ、は、智くん...」
互いに荒い呼吸を吐く。
恥ずかしさのあまり必死で抑えていた吐息も翔に聞かせ、荒い呼吸も翔の耳に直に聞こえる程のものだ。
智「...っ」
俺の腹はぐちゃぐちゃだ。
そりゃそうだ。二人分だ。
智「え... ちょ...、っふ」
そのぐちゃぐちゃの腹に横たわった俺のモノを、翔の下腹部が押さえ付ける。
智「っぁ、い、今は、駄目だっ...て、ば」
イッたばかりで安堵している俺のモノを、翔は下腹部を擦り付け刺激を加える。
智「っ、ふ」
翔は疲れ知らずだ。
それもやはり俺の調合のせいなんだろうか。
翔「足りないよ...」
まだ少し呼吸が荒いくせに、その息を吹き掛けながら俺を煽る。
ぐちゃぐちゃに滑りを纏った俺の腹で、翔の熱は再び俺を弄んでいるし。
智「っ、お、お茶でも飲んで、落ち着こう...っ」
翔「...喉渇いてない」
うそつけ。
凄い汗じゃないか。
呼吸だって荒いままだし体だって燃えるように熱い。
翔「後で飲むからいいよ」
智「っ、しょ...」
良くないんだって。
それ以上触られちゃ俺はもう。
智「んん...」
翔のキスは甘いし、俺を弄ぶ中心は熱い。
智「ふ...」
ほら、なんだか分からないのに俺の目は閉じてしまうだろ?
翔「智くん...」
こうなれば俺はもう終わりだ。
だって頭はぼーっとしてるし、痺れてる。
翔「はは...、その目、エロいな...」
潤んだ瞳で翔を見たとしても仕方が無いだろ。
智「は、ぁ...」
その気になるなんて、普通なら考えられないんだ。
智「も... 触っちゃ、駄目だよ...」
そんな事を言ってる台詞すら噛んでしまいそうでスラスラと出て来ない。
やっぱりなんだかんだで傷心なのかな。
そうでも無ければこんな事。
説明が付かなさ過ぎる。
