
His←♥→I
第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~
俺がうっかり吐息を漏らすと、翔は俺を見てニヤリと笑う。
だけどそれは不敵と言う訳でも無くて、少し嬉しそうに見える。
翔「智くんも、熱い...」
俺の熱を握りながら、翔は静かに言葉を吐く。
智「っは...、しょ、うくんが、触るから...」
翔「熱くなってくれて嬉しいよ...」
智「ぁ、翔...」
一体俺の身体はどうしたのか。
こんな反応を示すなんて思いもよらなかった。
智「あ、ぁ...」
翔「可愛い...」
お前の方がよっぽど可愛かったじゃないか。
なのに何を目を細めて愛おしそうに言ってるんだ。
智「っあ、だ、駄目だって...」
翔「無理だよ。もう止まらない...」
俺の足を体で押し広げる。
大きく股の開いた俺は恥ずかしくて。
なのにその俺の中心を、翔は自分の熱と同時に握っている。
智「ん...っ、く」
翔「はぁっ、ぁ、智くん...」
俺の眉が歪むのは、その擦り合わせた熱を翔の大きな手が摩っているから。
智「あ、ぁ...っ」
女にやってもらうのとは違うし、自分でするのともまた違う。
智「っふ、しょ...く...」
想像もした事の無い世界だからだろうか。
今までに感じた事の無い様な緊張と、鼓動の高鳴りが俺を襲った。
翔「っ、智くん...」
一生懸命熱を摩りながら、俺をうっとりと見つめる。
そんな翔の瞳にすら、心臓が跳ねる。
智「んぁ、あっ、翔...っ」
翔「はぁっ、あ...、もう、パンパンだよ...」
俺の状況をわざわざその低い声で伝えるんだ。
そんな事教えて貰わなくたって、自分が一番よく分かってるのに。
智「んぅっ、ん...っ」
俺はもう追い詰められてるのに、更にもっと追い詰めようとする。
俺の薄く開いた口元を見ながら身体に舌を這わせる翔は、とても妖艶だ。
そんなエロい表情を見ながらのこの刺激。
智「んぁ、はぁっ、あ...も...っ、イク...」
俺の身体がどうなってるのかなんて知らない。
だけど俺は間違いなく、翔による刺激に震えていたんだ。
