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第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~



智「...っ、小さい時と、全然違う...」


体が大きくなると同時に、翔の態度まで大きく変化してしまった。


翔「ね? 別に小さくなんて無いでしょ?」

智「そうじゃなくて...」


まあ確かに、ソコは小さくなんて無いけど。

俺が介助しなきゃ何も出来なかったのに、まさか翔がこんな大胆な行動に出るとは。


智「よく分かんない材料も入れたから、それが影響してるのかも...」

翔「...薬なんて飲まなくても」

智「っ、は...」


俺と翔を擦り合わせながら翔は話す。


翔「行動力は確かに出たかもしれないけど」

智「ん...っ、ふ」

翔「智くんに触れたいと思ってたのは、事実だよ...」

智「っあ、翔く...」


俺の体温が上がるのと比例して、冷静に話していた翔の呼吸も荒くなる。

その荒い呼吸を俺にわざと聞かせながら、翔は甘い言葉を吐くんだ。


翔「小さい時は、貴方の顔全体を捉えるのに苦労したけど」

智「んん...」

翔「今は、こんなに近くてもよく見えるよ...」


俺の顔を覗いて頬に手を添える。
その翔の顔は、とても憂いを帯びて柔らかく見えた。


翔「笑顔も素敵だと思ったけど、その顔も凄くいいね...」

智「あ...ぁ...」

翔「...やっぱり貴方は魅力的だ」


じんわり熱い快楽と、低くて思わず震えそうになる程の憂いのある声。

俺の熱を持った瞳はしっかりと目を開けていられなくて、勝手に細まるんだ。

するとその瞼の隙間に妖艶な翔が飛び込んでくる。


智「んぁ...」


その甘い瞳に射抜かれると俺の体は力が抜けて。


智「...っふ、ぁ...、翔く...」


だからせっかく堪えてた吐息が漏れてしまうんだ。







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