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第1章 SO~小人×一般人~進撃の小人編~



俺の首を貪る様にしゃぶりつく翔は、身体を捩っても離れない。

あのレシピは精の付きそうなものが多いなとは思ってたけどまさかこんな事になるとは。


智「しょ、うくん。ちょっと、落ち着こう」

翔「俺は落ち着いてるよ?」


どこがだ。
明らかにおかしいじゃないか。


智「男に興味は湧かなかったって言ってたじゃ...」

翔「その時は、って言ったでしょ」


あ、言ってたかも。


智「っ、ふ」


身体を捩ってる間に、翔は俺の足を割って体を滑り込ませている。

その翔の熱い中心が、タオルを挟んで俺の中心に触れた。


智「翔く、ん。薬のせいだから、正気に戻って...」

翔「...頭はしっかりしてるよ」


何一つ俺の思い通りに動かない。
翔は自分の意思で、自分の思うがままに行動を始める。


翔「ふふ...。困った顔も、可愛いんだね...」


俺の困惑した顔を見て、翔は笑うんだ。
笑いながら身体を密着させ、翔はわざと自分の熱を俺の中心に擦り付ける。


智「しょ...」


この翔の行動に対してどうすればいいのか分からない。
明らかに俺は困ってるのに、何故かその翔の熱い瞳から目を離せなかった。


智「あ...」


俺の腰に巻いたタオルがじれったいのか、翔はその結び目に手を掛ける。

すると魔法でも使ったかの様に一瞬でタオルはハラリと解け、俺の身体が露わになった。


智「...っ」


直に俺の中心に触れる翔の熱。
混乱して反応を示さなかった俺の中心に、翔はその熱を悪戯でもしているかの様に愉しそうに擦り付ける。


翔「ほら、智くんだって...」


その味わった事の無い感覚に、俺の身体は驚くんだ。
ピクッと震えた俺の中心は次第に熱を持ち、素直に反応を示した。


智「っ、ん」


その自分の反応に驚きを隠せず固まってしまった俺に、翔は柔らかいキスを落とす。

俺の唇を覆い塞ぎ、ちゅっと可愛い音を響かせて何度もキスをするんだ。


智「ふ、ぁ...」


その可愛い音にうっかり目を閉じてしまったらもう駄目だ。
主導権なんてものはさっきから既に翔のものだったけど、それより遥かに権力を持つ。


権力を持った翔は愉しそうだ。


だって可愛い音は卑猥な音に変わり、翔は悠々と俺の口内を這い回っているのだから。






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