
大切な人へ
第16章 優しい愛情
『だめ!本当にダメ‼』
「どして?」
私の部屋着のズボンを引っ張り合う
『待って…お腹痛いから待って』
ふーふー言ってる私を見て離してくれた
足の傷も見せてっておろされそうになるけど
ここだけは死守したい!
『だって… だから』
「ん?」
だから…
『今着けてる下着全然可愛くないの‼』
こんな事になると思ってなかったし…
「…ふっ はっはっ!見せて見せて」
『や‼ ダメーー‼』
先生はクスクス笑いながら迫ってきて
耳元で私の反応を楽しむ様に囁いた
「じゃぁ下着と一緒におろすから」
『…‼ もっといやだ‼』
______________
ごめんもうしないからって
横になって抱きしめてくれる…
『いい匂い…先生の匂い大好き』
胸に顔を埋めてつぶやく
「俺?学校では香水つけてないよ?」
『デオドラント?と 先生の匂い…かな』
「あんま嗅がないでね 照れる」
