
Liar Game 〜1×5〜
第12章 悪魔VS悪魔
〜櫻井side〜
〜♪♪♪
〜♪♪♪
櫻井「……。」
出ない。
もう寝ているのか…?
それとも……
〜♪♪♪
〜♪♪♪
ピッ
櫻井「…チッ……」
「何してるの?」
櫻井「!?」
後ろからはっきりとした声で尋ねてきた。
櫻井「酔ってたんじゃなかったの?」
二宮「水飲んだら落ち着きました。」
櫻井「そう…」
二宮「で?何してたの?」
櫻井「ZEROのスタッフに連絡しようとしてたところだよ。」
二宮「舌打ちは?」
櫻井「急ぎの用事なのに留守電だったからね。」
二宮「へぇ…」
櫻井「お前こそ急に後ろから声かけんなよ、怖かったぞ?」
二宮「ふふっ、すみません。」
櫻井「……。」
やっぱり家に帰した方がよかったな…
二宮「ん〜…お風呂借りてもいい?」
櫻井「いいよ。」
二宮「サンキュー」
ニノはしっかりした足取りでお風呂場に向かった。
櫻井「……。」
あいつ…俺のことを探る為にわざと酔ったふりしたのか?
演技派だもんな…あいつ…
櫻井「…はぁ……」
