
嵐しょーせつ。Part2
第92章 つなぐ
バンっ!
雅「翔にぃ!!」
翔「うわ、なんだよ。」
雅「潤のゲーム返せっ!」
翔「はぁ??別にいいだろ。兄貴の俺がちょっとぐらい。」
雅「翔にぃは、そのちょっとでは終わらないじゃん!返さないでしょ?!」
翔「ごちゃごちゃうるせーな。別にいいだろ。減るもんじゃないんだし。お前らは勉強でもしてな。」
翔にぃは、大学生。
毎日遊び呆けて、ゲームばかり。
翔にぃなんて、もう知らないっ!
雅「とりあえず、返してくれるまで俺ので遊んでな^_^」
潤「うん、、ありがとう、、」
それぞれ部屋はあるんだけど、俺は和が心配で和の部屋で時間を過ごすことが多い。潤も自分の居場所がなくて、俺と和がいる場所に来る。たまに寝てしまう時もあるけど、、
?「帰ったぞー。」
あっ、智にぃだ。
智にぃは、父さんの会社を継ぐ後継者。
仕事から帰ったきたんだろう。
ガチャ
智「、、はぁ、、」
雅「なに?なんか用?」
智「別に。」
智にぃはまた俺たちが和のところにいるから呆れた様子。
2人ともいい大人なのに、いい加減に和を迎え入れようよ。
和も中学生だから、避け続けていることもわかっていた。
和「雅にぃは、俺から離れないよね、、?」
和は最近こう聞くようになった。
雅「大丈夫。俺は和の味方だから。離れないよ。」
って言って安心させる。
潤「俺も雅にぃと和にぃの方が好き!」
雅「ふふっ^_^ありがとう^_^」
和「嬉しい、、、」
和は、嬉しいのかよく泣くようになった。
