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嵐しょーせつ。Part2

第48章 Beautiful Day


和said

部活に入部してから、約1年。

進級した俺は雅紀とクラスが離れてしまった。

雅紀もバスケ部に入部して毎日朝練してる。


雅「あっ笑笑和〜〜」

和「おはよう。今日も朝練?」

雅「うん、今終わったところ。」

和「そっか。お疲れ様笑笑」

朝雅紀と少しだけ話すぐらい。
クラスが違うから会わないし、軽音部の仲間もほとんど同じクラスだから寂しいことなく毎日過ごしていた。

「二宮くん好きです。付き合ってください。」

ある日女子から告られてオッケーした俺。

ますます雅紀と過ごす時間がなくなっていった。
雅紀も彼女出来てお互いメールもしなくなった。


「先輩!引退しないでくださいよ〜〜」

和「たまには遊びに来るから。大好きなギターは辞めないし、また一緒にやろうな!」

後輩もたくさん出来俺は3年生になって引退した。


彼女も相変わらずの関係で、お互い楽しくやっていた。


和「潤。」

潤「ん?」

和「ここ、どうしたらいいのかな?」

潤「あー、えっとね、、、」


2年生の時潤とクラスが一緒になってからは、分からないところを聞くようにしていた。

和「なるほどありがとう笑笑」

潤「ふふっ笑笑いいよ笑笑」


そして、大学受験が終わり、、、卒業式を迎えた。


雅「あっ和笑笑」

和「よっ。」

最近話してなかった雅紀。
雅紀は、スポーツ推薦で大学合格し、お互い本当に離ればなれになる。

ほとんど雅紀と過ごしてきたのに、なんかちょっと寂しい。

雅「寂しくなっちゃうね、、、」

和「うん、でも、家から通うだろ?」

雅「うん、そのつもり。」

和「近くにいるから大丈夫だろ。」

そう、大丈夫。
雅紀はいつでもそばにいてくれる。

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