テキストサイズ

異彩ノ雫

第281章  三ノ月 Ⅲ ②




この道は
君住むアパルトマンへとつづく道

本屋 仕立て屋
ケーキが自慢のカフェが並び
通りの向こうには映画館
初めてなのに
僕にまでなじんだ景色

それは
君がいるだけで
世界で一番美しい街…


胸にかかえたミモザのブーケに
金色の光が降りそそぐ







【街】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ