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異彩ノ雫

第264章  十二ノ月 Ⅲ ③




ゆく時と

来る時…



その出会う瞬間が今ならば

手に受けた

雪のひとひらのようなものか



とどめたいと願う間もなく

消えてゆく…







【ひとひら】




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