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異彩ノ雫

第262章  十二ノ月 Ⅲ ②




鳥が飛ぶ…

冬空の彼方へ迷いなく



捨て去ったものは

未知への恐れ

置き去ったのは

地上(ここ)へと繋ぐ鋼の縛め



鳥が翔ぶ

か弱くも 遥か高みへ







【飛翔】


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