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異彩ノ雫

第260章  十二ノ月 Ⅲ




リングへ向かう数分前

控え室の静寂の中

張りつめた空気をまとい座る彼



そのグローブをつけた両拳に

キスをするのが勝利のジンクス

そして それは祈りの儀式



どうか

ふたりの時間が

途切れることのないように…







【ジンクス】


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