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異彩ノ雫

第253章  十一ノ月 Ⅲ ②




結末のない物語りを

僕たちは生きているのかもしれない



それが君の口癖だった


けれど

だからこそ

君は旅を続けていた

まるで終着駅を探すように



君の望む物語りは

主人公を何処で眠らせるのだろう







【主人公】


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