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第6章 描いた未来に〜そばにいたくて〜

それは…
ちゃんとしたものじゃないけど。

恥ずかしいからベビーオイルしか買えなかったのが同じ考えで笑えるし。

でもさ…

少しでも痛みが無いように。

そう思ってくれてることが嬉しくて。

抱きしめられた腕の中で、しあわせに浸る。

「ありがとう。」

「ううん。ごめんね。」

「だから、謝らないの!

だってこれって思いやりでしょ?」

「でもさぁ。
やる気マンマンだし…

ごめん。」

「…俺も…だよ?」

ふふ。

相葉くんにちゅーして顔を上げる。

「ねぇ、ちゃんとしたの買おうね?
ネットで買える…よね?」

「後で見てみよ?」

「うん。」

「和?
シャワー行っておいで。」

「うん。
適当にビール飲んでて。」

相葉くんの腕の中から出るのはイヤだけど、もう一度キスをしてから風呂場へ向かった。

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