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ネットに落ちてた怖い話

第32章 色街

あの恐怖の体験から2・3ヶ月が経った頃、私は偶然以前付き合ってた元カノと食事をすることになった。

取り留めのない会話をしていると元カノが突然真剣な目つきで私に言った。

「**ちゃん、あなた、物凄くイケナイ場所に行かなかった?」

私はどきっとして「えっ?」と答えた。
元カノは良く言えば「霊感の強い」女、所謂「電波」とか「不思議ちゃん」といった類の女だった。

おっとりとした美人で気立ても良く、正直未練もあったが、彼女の「電波」、それ以上に彼女の母親の電波の出力に耐えかねて分かれることになった。

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