テキストサイズ

上エッチ新幹線

第51章 桐生沙也加の事情①

ロープがほどかれると
慎之助は向かい合う形で
私を膝の上に乗せた。

「決心してくれたようですね。お姉さん」
「お姉さんなんて……ゃめて……」

甘えるように慎之助の首に手を回した。

「沙也加……今は俺の女になってくれる?」

慎之助の熱い眼差しに男を感じた。

「なる……なりたい……」

自然とそう口にした。

濃厚なキスを交わす。

そこに繊細さは微塵も無く
舌を絡め合い激しいキスだったが
乳房を包み込む慎之助の手付きは
柔らかく優しかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ