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上エッチ新幹線

第44章 桐生彩乃の事情③

慎之助がパンティに手を掛けると
私は脱がせてほしくて腰を浮かす。

「腰クネクネしちゃって可愛いな」

ベッドの上で向き合うように座る。

「慎之助と早くひとつになりたくて……」

自分でも回りくどい言い方だと思う。

「俺も。でも彩乃の身体、ゆっくり愛したい」

唇が重なり舌が絡まると
その流れで押し倒される。

「彩乃……今はまだ言葉に出来ないから
その分もっとキスマークつけてもいい?」

菜々子とケリを付けるまで
『好き』という言葉は貰えない。

「その言葉以上に愛してくれるなら」
「分かってるよ」

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