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上エッチ新幹線

第43章 仲谷慎之助の事情⑪

「知らない男とは聞き捨てならんな」

固くなった乳首を転がす。

「んッ……んふッ……ホントに覚えてないのッ
顔も名前もッ……んふぅんッ……」

俺にも幼少の頃に似たような経験があった。

母親に連れられた先はどこかの温泉で
大人の男と俺と同じ年くらいの女の子の親子が
俺らを待っていた。

幼心に俺の父親なのかと思ったが
母親には俺が産まれて直ぐに
病死したと聞かされていた。

その親子と俺の三人で
温泉に入ったことを覚えている。

女の子とは一度きりしか会っておらず
顔も名前も覚えていないが
男の方は温泉以来
わりと頻繁に我が家を訪れていた。

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