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〜T.A.B.O.O~

第3章 ヤキモチ

VOCAL:­松本潤

スタッフ「嵐の皆様スタンバイお願いします」
翔「うーい」
和「くっ、はっい!っは!」
雅「ほら、行くよ?いつまでじゃれてんの?」
智「はぁーい…」

気持ちが切り替えられないまま楽屋を出た。
さすがに切り替えなきゃと思うけど…

ピシッ

『ってぇ…』

デコピンされた。

翔「じゅーん?眉間に皺がよってる。イライラするのはわかるけど、切り替えて」
『はあ?翔くんに俺の何がわかるわけ?イライラしてるのは自分でもわかってるよ。切り替えなきゃいけないこともわかってるよ。わかってる事を言われるとほんと腹立つからやめてもらえる?』

翔くんの好意なのに、イライラのあまりににぶつかってしまった。

『あっ…ごめん…』
翔「…」

あちゃー後で怒られるパターンかな?
キレたら恐いからな…。

翔「集中しろよ」

一言だけ言って、相葉さんの所に行った。

『はぁー』
和「なにため息ついてるんです?」

不意に声をかけられてびっくりした。
声をかけてくれたのが今一番話したくない奴だった。

『別に…なんでもねえよ』
和「あっそうですか。ならいいですけど…潤くん、無理しないでね」

久しぶりに【潤くん】と呼ばれた。
いつものMJかJのどちらかで呼ばれてたから。

それでほんの少し機嫌が直る俺ってチョロイのか?

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